ワクチン接種:未成年への接種と「自己決定」の重み
まとめ
- 事実:太良町でも12歳以上の未成年者へのワクチン接種が開始された。使用ワクチンはファイザー社製。
- 論点:重症化リスクが極めて低い未成年者に対し、治験が完了していない(当時)遺伝子ワクチンの接種をどう判断すべきか。
- 次の問い:同調圧力により「打たざるを得ない」状況を作らず、本人と保護者が納得して判断できる情報提供ができているか?
質問の背景(なぜこれを聞いたのか)
大人は自己責任で判断できますが、子供は周囲の空気や親の意向に左右されます。将来ある子供たちの体に入れるものだからこそ、慎重すぎるほどの配慮と、リスク情報(副反応等)の周知が必要です。
質疑の整理(要点)
1) 情報提供のあり方
国からの標準的な説明書(チラシ)のみ配布されていますが、専門用語が多く難解です。 私は「子供でも理解できるレベル」での丁寧な説明か、あるいは親子で話し合うための材料提供の強化を求めました。
2) 任意性の確保
町長は「あくまで任意接種であり、本人・保護者の判断」と明言しました。 学校や部活動などで、接種の有無による差別や不利益な扱い(同調圧力)が起きないよう、大人が環境を守る必要があります。
3) 若年層の副反応
若い世代ほど強い副反応(発熱、心筋炎リスク等)が出る傾向があります。「感染による死亡ゼロ」の世代に、リスクのある予防策をどこまで推奨するか、倫理的な問いでもあります。
メモ
「みんな打ってるから」ではなく、「自分にとって必要か」で決めること。その当たり前の権利が、子供たちの世界でも守られるよう注視し続ける必要があります。
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1番(山口一生君)
次の質問は、新型コロナウイルスワクチンの未成年者への接種についてですね。
新型コロナウイルス感染症対策の一つとして、ワクチン接種が勧められていますと。治験中のワクチンを未成年者へ接種することは慎重になるべきだと私は考えていますが、ワクチンに関する行政の認識を問います。
1つ目、本町で使用されているワクチンの種類と、当該ワクチンの治験の終了日はいつでしょうか。
2つ目、接種希望者への短期の副反応、長期のリスクについての説明はどのように行っているか。
3つ目、これまで本町で確認されている副反応は何件で、どういったものがあるか。
4つ目、日本国内において、新型コロナウイルスでの感染によって死亡、または重篤な状態になった未成年者の数は何名か。
5番目、未成年者への接種はどのように行う予定か。
以上、5点についてお答えください。
町長(永淵孝幸君)
山口議員の2点目、新型コロナウイルスワクチンの未成年者への接種についてお答えします。
1番目の本町で使用されているワクチンの種類と当該ワクチンの治験終了日はいつかについてでありますが、本町が使用しております新型コロナウイルスワクチンは、ファイザー社製のワクチンであります。また、治験については、有効性や安全性、効果の持続性などを確認するために、現在も臨床試験が継続されております。
2番目の接種希望者へ短期の副反応、長期のリスクについての説明はどのように行っているかについてでありますが、対象者に配布しております接種券通知に、ファイザー社製ワクチンに関する説明書を同封しております。接種を希望される方は、説明書に主な副反応についての記載がございますので、事前によく御理解いただいた上での接種をお願いしております。長期のリスクに関しましては、ワクチン接種が開始されてまだ1年が経過していないことなどから明らかになっておらず、今後も臨床試験などの結果に基づいて安全性の評価、審査が行われていきます。
3番目のこれまで本町で確認されている副反応は何件で、どういったものがあるかについてでありますが、これまで国、県を通じて町に報告された副反応疑い報告書の件数は5件となっております。報告された症状の概要は、肩関節部の疼痛、発汗や軽度の呼吸困難、全身倦怠感であります。その他、町が確認しております主な副反応の症状には、接種当日から2日ぐらいに起こる接種部位の痛みや倦怠感、発熱等がございますが、いずれも二、三日中には症状の緩和、消失が見られております。
4番目の日本国内において新型コロナウイルスの感染によって死亡または重篤な状態になった未成年者数は何名かについてでありますが、現時点での未成年者の死亡及び重篤者数については確認をされておりません。
5番目の未成年者の接種はどのように行う予定かについてでありますが、さきの竹下議員の御質問に答弁いたしましたとおり、未成年者への1回目接種は8月23日より既に開始しておりますが、次回の接種は9月13日より開始し、接種完了は10月末を見込んでおります。このコロナワクチン接種は、国の示すとおり任意接種であり、個人が希望した場合に接種できますが、残念ながらワクチンは100%安全というわけではなく、副反応等が出る可能性を伴っております。したがいまして、接種の有無に関しましては、あくまでも本人及び保護者が納得した上で御判断いただくようお願いいたします。
なお、未成年者で高校生以下の接種希望者については保護者同伴が必要とされますので、接種会場の医療機関が密にならないよう接種枠を調整しながら実施してまいります。
以上でございます。
1番(山口一生君)
じゃあ、最初の本町で使用されているワクチンの種類と治験の終了日なんですけども、今回使用されているファイザー社製のワクチン、こういった説明書きが皆さんに届いて、これをしっかり読んでワクチンを打つか打たないかというのを決めて、皆さん打たれています。太良町は、結構滞りなくワクチンを打たれて、打ちたいという希望者の方にはほぼほぼ打てたのかなという状態で認識をしています。それで、ここに、今回接種する新型コロナウイルスワクチン、ファイザー社製ワクチンの特徴というのが書いてあります。読みますね。本剤は、メッセンジャーRNA(mRNA)ワクチンであり、SARS-CoV-2のスパイクたんぱく質(ウイルスがヒトの細胞へ侵入するために必要なたんぱく質)の設計図となるmRNAを脂質の膜に包んだ製剤です。本剤接種によりmRNAがヒトの細胞内に取り込まれると、このmRNAを基に細胞内でウイルスのスパイクたんぱく質が産生され、スパイクたんぱく質に対する中和抗体産生及び細胞性免疫応答が誘導されることで、SARS-CoV-2による感染症の予防ができると考えられていますとあります。ここに書いてあるmRNAワクチンというのは、人類が初めて人体に使用するものです。打ったらどうなるか、誰も分からないということですよね。でも、コロナの感染症に対して有効な手段の一つとしてワクチンがあるんじゃないか。一番いいのは治療薬が見つかることですけれども、残念ながら今のところは有望な治療薬というのはまだ出ていないのかなという状態なので、ワクチンに頼っているという状態。でも、人類が初めて体内に入れるものを、今まで死亡した例も重篤な状態になった例もない未成年に対して接種をすると。これは、私はちょっと待ったほうがいいんじゃないかなと思っています。大人は、自分でこの文字を全て読んだ上で不明なものは検索したり調べて、自分の覚悟で打つんですけれども、未成年の例えば中学生、高校生は、どこをもって判断していいかというのが分からないと思うんですよね。集団接種をしないというのが最大の救いだと思うんですけれども、親御さんとよく話をして、家族の中でよく話をして、それで説明をして打たれているという状況だと思うんですけれども、情報の出し方というのは、今のところこれだけなんでしょうか。町から情報提供するものというのはこれだけなんでしょうか。そこについて教えてください。
健康増進課長(野田初美君)
お答えいたします。
町から、おっしゃるとおり、情報提供をしておりますのは、先ほどお見せいただきましたチラシだけでございます。厚労省のホームページ等を御覧いただくと、このワクチン接種についてはいろんな疑問点がございますので、Q&Aみたいな形で記載がされておりますので、そこを保護者の皆様がしっかり読んでいただいた上で御判断いただきたいと思います。保護者の方は、そういった検索もできられる方もいらっしゃると思いますので、そういった情報はお子様にきっちり伝えていただいて、お子様自身が親御さんと話合いをされて、こういうことが起こるよ、こういう効果があるよというのをお子さんと話し合った上で、親御さんがどうしても主導になるかとは思いますけれども、そういった一つ一つの事実を確認していただいて御判断をしていただくしかないと今のところ考えております。
以上でございます。
1番(山口一生君)
親子の会話に尽きるのかなと、自分でどういうふうに何を信頼して、どういうふうに自分が振る舞うかというのをしっかりと話し合っていくという機会になるのかなと思っています。
こちらは、若年者というか未成年が、10代、20代の子たちがこのmRNAワクチンを接種した際に、例えば心筋へのリスクがあって死亡するケースがあったりとか死亡するリスクがあったりとか、ワクチンによってというのは今のところはゼロというふうになっていますけれども、実際ファイザー社製のワクチンを打って1,000名以上が死亡しているという情報も出ています。それで、このワクチン、今2回打ってくださいというふうになっていますけれども、ワクチンの接種で先行しているイスラエルは、今3回目の接種を行っています。なぜかというと、2回打った後、3か月間から半年は免疫が、抗体が体内に十分にある状態でウイルスと戦えると。徐々にその抗体価というのが下がってきますので、それをもう一度上げるために3回目の接種をしなきゃいけない。3回接種したら、またそれが下がってくるはずなんですよね。そしたら、4回接種しないといけない。5回接種しなきゃいけない。何回接種すればいいのかなというのが、私の単純な疑問です。これは若い人ほど、さっき言ったとおり、副反応が強烈に出ます。なぜかというと、免疫が正常に働いているからですよね。免疫が正常に働いている人ほど副反応が出やすい。それで、注射を打って、若い人が3回目、4回目と打ち続ける間に、その副反応に耐えれるかどうかというところも私は大きな問題なんじゃないかなと思います。高齢になればなるほど副反応が出にくいというのがあるので、そこは耐えれるかもしれないですけれども、若い人はウイルスに感染して死亡した例はないのに、ワクチンの副反応によって自分の体がどうにかなるリスクを今抱えて苦悩しているんですよね、若い子たちがですよ。親の顔色を見て、やっぱ打たんばろうという子もいます。実際、町長、あなたが中学2年生の男子だったら、このワクチン、打ちますか。
町長(永淵孝幸君)
もう70を過ぎましたので、中学2年生の気持ちは忘れておりますけれども、これはあくまでも任意接種ですので、私はそのときは親が打ったほうがいいよとか、いや、打たないがいよと言われれば、親の意見に従うかも分かりません。まだそこは、自分の判断ではできない年齢かなと思っております。だから、国も言われておるように、そこら辺は保護者がきちんと子供たちと話をされる中で決めてもらえばいいんじゃないかなと。あくまでも強制じゃないということです。
以上です。
1番(山口一生君)
これまで、8月に入るまでは、太良町もコロナの感染者数が3名ということで、優秀というか、あまり入ってきにくいんだなと。皆さんが丈夫だったのか、実際に物すごく注意されていた効果も出てるのかと思いますけれども、今後冬場とかに入ってくると、どうしても免疫力が下がったりするので、ワクチンを打っていても気をつけていかないといけないかなという状態に入っていくかと思います。実際、3回目のワクチンの接種が恐らく冬頃に必要になると思うんですけれども、それについて町はどのように準備をされているのか、今御存じである状況を教えてください。
健康増進課長(野田初美君)
お答えいたします。
3回目接種については、まだ町のほうには全く情報が入ってきておりません。報道等で、年明けにまた3回目というような話も聞いたりもしますけれども、具体的にはまだ方針が国のほうは定まっていないと思っております。ワクチンのほうも、聞くところによれば3回目のワクチン量も国は確保する方針でというようなことを聞いておりますけれども、何度も申しますけれども、具体的な方針については自治体のほうには来ておりません。
以上でございます。
1番(山口一生君)
ワクチンの接種で先行しているほかの国とかを見ると、必ず3回目というのが必要になってくる方も出てくるのかなと思いますので、そういったところはまた改めて、3回目来たら4回目とかになっていくんだと思うんですけれども、その辺の影響についてしっかりと考えていただきたいなと思います。
それで、実際私はこの説明書を読んだんですけれども、全く理解できませんでした、正直。書いてあることは分かります。書いてあることは分かるけど、正直全然理解ができなかったので、こういう異常事態というか緊急事態ではあるので、ワクチンに頼るというのももちろん分かるんですけれども、少し立ち止まって冷静に物事を考えるというのも必要な時期に来ているんじゃないかなと思います。もちろん、高齢者の方々は感染したらすごくシビアなケースになることが多いので、ワクチンを打たれて一安心をされているかと思うんですけども、ワクチンを打っても感染はするし、完全ではないですよね。今ワクチンを打った方が感染している、陽性になっているというのがあるので、今後引き続き対策を町民の皆さんにお願いせんといかんのかなと思います。
それで、感染がまた広がってくると、高齢者の方で買物に行けないとか、そういう方も、怖くて買物に行けないとか、あまり出歩きたくないという方もいるかと思うんですけれども、そういった方への買物支援というか、そういうものもそろそろ準備をしたほうがいいんじゃないかなと思っています。これについて、現状高齢者の方がどう思われているのかとか、そういった買物の支援とか、そういうことが本当に検討可能なのかどうかなのかというところは、もし何かお考えがあれば教えてください。
町民福祉課長(津岡徳康君)
お答えいたします。
コロナに関わる買物支援につきましては、今のところ何も検討をいたしておりません。現段階で食事の用意ができない方につきましては、しおさい館で行っている配食サービスなどは行っておりますけれども、日々の買物のお手伝いというたら、社会福祉協議会のほうの支援ぐらいしか今のところない状況でございます。今後、コロナによって出歩くのが恐ろしいから、誰か買物に行ってというような話につきましては、今のところは解決策がないと思います。数が少なければ対応できますけれども、どなたもがそれを希望されたらどうにもならないというのが現状じゃないかというふうに思っております。
以上でございます。
1番(山口一生君)
高齢者の方が多い町でもありますので、もちろん買物の支援だったりとか、今集まっていろいろストレス発散をする場所というのも機会も物すごく減っていて、皆さん元気がないのかなというのを、元気がない方というのをお見受けします。そういうところに対して何か対策というか、我慢を強いるだけではなくて、何かしら町として支えていくような方策というのは、今後ぜひ検討し、打ち出していっていただきたいなと思います。
私の質問は、これで終わります。