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消防団:定数500人の現実と、担い手確保・機動力の課題
実施:2024-09-10(令和6年9月議会)
種別:一般質問
テーマ:消防団:定数500人の現実と、担い手確保・機動力の課題
要点3つ
- 現状:消防団は町の重要インフラ。団員は 500名、行事も多く、年齢は30〜40代が中心。
- 課題:人口減少と昼間不在で担い手確保が難しく、特に 運転員不足(免許要件) が機動力のネックになりうる。
- 次の一手:支援団員制度 や AT車両導入 など、人数だけでなく“機能(出動・指揮・運転・連絡)”で維持する設計に更新していく必要がある。
質問の背景(なぜこれを聞いたのか)
災害は「来るかどうか」ではなく「いつ来るか」の世界です。 一方で、人口構造の変化で“地域で支える仕組み”は確実に負荷が上がっています。 消防団が置かれている現実を共有し、持続可能な形へ更新するために質問しました。
質疑の整理(要点)
1) 団員数500名の根拠
- 団員定数は 条例で規定(総務課長答弁)。長年 500人定数を維持。
2) 消防団を置く法的根拠
- 消防組織法に基づき、市町村の消防体制として消防団が位置づけられている、との説明。
3) 年間行事と負担感
- 入団式、出初式、全団員訓練、夏季点検、ラッパ隊、操法大会など。幹部は会議も含め負担が大きい。
4) 年齢構成
- 30代:171人
- 40代:194人
- 50代:41人 (40代以上が半数規模、との整理)
5) 出動状況(延べ人数)
- 令和元年度:6,102人
- 令和2年度:1,113人
- 令和3年度:2,765人
- 令和4年度:2,151人
- 令和5年度:5,990人 (年による変動が大きい点も確認)
6) 課題認識と対応
- 人口減少・昼間不在、運転免許要件による運転員不足などが課題。
- 対応として 支援団員制度、大型車両のAT化 などの取り組みが説明された。
私の受け止め(議員メモ)
消防団は“精神論”で回すほど、いちばん大事な局面で壊れます。 人数ではなく、役割(出動・指揮・運転・連絡・訓練)の再設計に踏み込むことで、地域防災の実効性を上げていきます。
一次情報
- 令和6年9月議会 一般質問(音声書き起こしテキストを基に編集)
- ※議事録URL/動画URL/配布資料URLが公開されたら追記予定
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○議長(江口孝二君) 日程第1.一般質問に入ります。 今回の一般質問通告者は5名であります。通告順に従い、順次質問を許可します。 1番通告者、山口議員、質問を許可します。 ○5番(山口一生君) 議長の許可を得ましたので、通告に従い一般質問をさせていただきます。 今回は、本町の消防団の在り方についてということでさせていただきます。 本町における消防団の役割は、近年激化する自然災害への対応を含めてますます重要にな っています。しかし、少子・高齢化と人口減少による影響で消防団を従来どおりの形態で維 持し続けていくことが困難になってきております。消防団の現状をしっかりと認識しつつ、 今後の在り方を検討していくため問います。 1つ目、消防団の団員数は何名か。 2つ目、年間のスケジュールはどのようになっているか。 3つ目、団員の年齢構成はどのようになっているか。 4つ目、直近5年間の火災、風水害への出動状況はどのようになっているか。
- 32 - 5番目、消防団運営における課題は何か。また、その対応策はどのように考えているのか。 6つ目、将来にわたり防災の要としての消防団を維持するために必要なことは何か。 以上、6つについて質問をいたします。 ○町長(永淵孝幸君) 山口議員の消防団の在り方についてお答えします。 1番目の消防団の団員数は何人かについてでありますが、団長以下500名でございます。 2番目の年間のスケジュールはどうなっているかについてでありますが、令和6年度で申 し上げますと、4月の入退団式、全団員訓練、7月の佐賀県消防操法大会、8月の夏季点検、 10月の杵藤地区消防ラッパ隊合同吹奏会、1月の出初式が大きな行事でございます。さらに 細かく申し上げますと、最低でも月に3回以上は何らかの会議や行事等に幹部や部長クラス などが出席をされております。 3番目の団員の年齢構成はどうなっているかについてでありますが、10代が1名、20代 90名、30代171名、40代194名、50代41名、60代以上3名となっております。 4番目の直近5年間の火災、風水害への出動状況はどうなっているかについてでございま すが、延べ人数で申し上げますと、令和元年度6,102人、令和2年度1,113人、令和3年度 2,765人、令和4年度2,151人、令和5年度5,990人でございます。 5番目の消防団運営における課題は何か、またその対応策はどのように考えているかにつ いてでありますが、最初に人口減少と少子・高齢化による団員確保の困難化が挙げられます。 これについては、現段階では支援団員による補充で対応しております。 次に、サラリーマン団員の増加による昼間不在団員の増加による防災対応力の減少が挙げ られます。これについては、直接的対応策は見当たりませんが、防災アプリや太良町公式L INEにより、どこにいても防災情報が入手できる環境は構築しております。 次に、配備車両を扱えない団員が増加しています。これは、免許制度の改変によってオー トマ限定免許や総重量別の免許種別が設定されたことが原因でございます。対策としては、 更新時期を迎えた車両の更新につきましてはオートマチック車を採用をするなど、時代に合 わせた資機材の整備、更新を行っております。 6番目の将来にわたり防災の要としての消防団を維持するために必要なことは何かについ てでありますが、今後ますます人員の確保が困難になることが見込まれ、支援団員による補 充にも限界が出てくるものと思います。したがって、団員一人一人のスキルアップや資機材 の強化が必要となろうと思います。また、消防団だけでなく、地域の方々の防災意識の向上 や消防団協力事業所の推進などにより、消防団と地域が一体となった防災まちづくりを推進 する必要があると考えております。 以上でございます。 ○5番(山口一生君)
- 33 - お答えいただいた内容について、1つずつより詳細な内容を質問させていただきたいと思 います。 今回、この消防団の在り方について質問をさせていただいているんですけども、これに当 たり私は消防団の一般団員から班長クラス、部長クラス、分団長、副分団長、副団長、団長 といろんな方にお話を伺ってきました。いろんなところで、立場が違えば見え方が違ってく る、その責務も違ってくるということで、話を聞いた現段階の結論としてはかなり複雑だな と。何かを変えるといっても本当に一筋縄ではいかないし、いろんな人の思いがこの消防団 というのには込められているなと思っています。 そういう中で、今回消防団というのが大きく2つに極があって、1つは消防団をこのまま の状態で何が何でも維持しなければいけないというのが片方にあって、もう片方が団員の中 にはもう消防団は要らないんじゃないかという声もあります。その500人の団員が、この2 つの極の間にグラデーションとして、私はどちらかというとこっちよりかなと、私はどちら かというとこっちよりかなと、いろんな意見が様々あります。そういう中で、若者がここに も言われているとおりなかなかいなくなって、現状として厳しいというような状況があるか と思いますので、今消防団が置かれている状況を含めて質問を深掘りさせていただきたいと 思います。 まず、この1つ目の団員数についてなんですけども、太良町の定員は500名で実際に所属 してるのも500名ということになっています。ほかの市町を見ると、定員数に対して定員割 れを起こしている自治体というのも佐賀県内でも珍しくはなくて、太良町においてはしっか りと定数どおりの団員を確保してるということで、かなり珍しいケースなのかなと思ってい ます。この団員数というのは、どのように規定をされているのでしょうか。 ○総務課長(津岡徳康君) お答えいたします。 消防団の団員の定数につきましては、条例で規定をされておるところでございます。過去 からずっと500人という定数が維持されているという状況でございます。 以上でございます。 ○5番(山口一生君) こちらの定数については、太良町の条例について規定をされていて、それに基づいて 500人ということで決められてるということになっています。そもそも、先ほど消防団はも う要らないんじゃないかみたいなそういう意見もありますと、一意見ですけれどもあります と。そういう中で、じゃなぜ消防団が今町に設置をされているのか、そのあたりの法的な根 拠というか、そもそも何であるのかというのを教えていただけないでしょうか。 ○総務課長(津岡徳康君) お答えいたします。
- 34 - 消防団というのは町が設置をしているものでございますけれども、消防組織法という法律 に基づいて市町村は消防署、消防団を設置する必要があるというようなことで規定がなされ ております。基本的には、消防団を置くか置かないかはその自治体の裁量に委ねられている 部分がございますけれども、現実問題として消防署だけでその町の防災を補完するのはなか なか難しいという状況がありますので、多くの自治体で消防団が設置されているというよう な状況でございます。 以上でございます。 ○町長(永淵孝幸君) ちょっと補足しますけれども、何で消防団が必要かと、太良町でもしも火災とか災害があ ったとき、地域住民だけ、その地区の住民だけで本当にいろいろな対応ができるのかと。今 まで伝統があってこの太良町消防団というのがあるわけですね。それは、太良町の防災の要 として、自分たちが太良町民の安心・安全を守るという意識の中で消防団員は活動していた だいていると、私はこう思っております。 ですから、いろいろ先ほど年間行事も言いました。年末には町民さんたちが本当に安心し て暮らせるようにというようなことで、夜間パトロールまでしていただいている。そういっ たことで、この消防団の皆さんが本当になりわいを持ちながら、自分たちが太良町の防災の 要の一員であるという意識を持って組んでいただいていることが今のこの太良町消防団だと、 このように思っておりますので、私はいつも出動した折には感謝を申し上げておりますけれ ども、これは町民皆さん、全員がそう思っておられると思います。ですから、消防団の皆さ んは大変な御苦労があろうかと思いますけれども、こういった太良町民の安心・安全のため に活動していただいているものと、そういったことのつながりがあって今日の消防団がある と、このように思っております。 以上です。 ○5番(山口一生君) 町長、ありがとうございます。 私が最初に申し上げたのは、いろんな意見があるということで、私がお聞きした意見の一 部としてそういう極端な意見もあると、極端なところで消防団が要るか要らないかというと ころを整理を今させていただきたいなと思っています。 消防団がそもそもある理由というのが、法律、法的根拠があるということで、消防組織法 という法律があって、それによって自治体は消防署と消防団というのを設置をしなさいとい うことで法律で決められてますと。その法的根拠に基づいて、自治体としては予算立てをし て、それを消防署と消防団に対して割当てをしていると。もちろん、先ほど課長がおっしゃ られたとおり、消防署だけでこの太良町をカバーするというのが現実的に難しいというとこ ろがあるかと思いますので、消防団も併せて長らく太良町においては運営をされてきている
- 35 - というような現状かと思います。先ほど少し予算のことに触れましたけれども、例えば消防 の予算、こちら国から幾らか来たりとか、いろんな予算の出どころというのがあるかと思う んですけれども、そこは今のところどこから幾らぐらい来ているかというところは分かりま すでしょうか。 ○総務課長(津岡徳康君) お答えいたします。 消防の費用につきましては、財源としては地方交付税でございます。消防費の地方交付税 の金額ですが、基準財政需要額としては約2億円を計上されておるところでございます。 以上でございます。 ○5番(山口一生君) 地方交付税で2億円ということで国からいただいていると、それによって消防団及び消防 署、そういう消防の行政にまつわる予算を確保してるというような状況かと思います。ちな みに、この消防にまつわる予算として町から手出ししているというのは幾らぐらいになるん でしょうか。 ○総務課長(津岡徳康君) お答えいたします。 常備消防費で1億5,600万円、約ですね、非常備消防費で6,970万円ですので、大体消防に 係る経費といたしましては2億6,000万円程度、消防施設費とか防災費も合わせまして大体 消防関連で支出は令和6年度の当初予算といたしましては2億6,000万円程度を計上をいた しているところでございます。 以上でございます。 ○5番(山口一生君) 2億6,000万円ということで、常備消防費、こちらは消防署に対する予算、非ということ でこちらは消防団とか、そういったところになるかと思います。あとは消防施設費というこ とで、設備のもろもろ、ポンプ車とかそういったものの予算。あとは防災費ということで、 こちらには私が持っている資料の中では防災設備保守等委託料とか防災対策用備品購入費な どなど、こういったものが含まれて2億6,000万円になっていますと。なので、地方交付税 でもらう金額というのは2億円、2億6,000万円の差額の6,000万円は町の予算から支出をし ているということで理解をしました。今500人の定数で2億円の地方交付税というのが国か ら来てると思うんですけれども、定数を例えば今後人口の減少に伴って将来的に削減をした 場合というのは、この地方交付税というのはどのように推移をしていくんでしょうか。 ○財政課長(西村芳幸君) お答えします。 消防団の団員が少なくなった場合の地方交付税というのが、まず地方交付税の消防費とい
- 36 - うのは人口に対して積算されるものでございますので、直接団員数を減らしても地方交付税 の算定には影響はないものと考えております。 以上でございます。 ○5番(山口一生君) ここのところは、私も消防団員数とかというのがそこの地方交付税の算定の基準としてあ るのかなというところが疑問に思ってましたので質問をさせていただきました。先ほど言わ れたとおり、人口に応じてそこは算出をされているということなので、今後太良町は人口は 減っていくかと思いますので、そうなってくると地方交付税は減っていきますと、人口と伴 ってですね。例えば、消防団を500人のまま維持をし続けると、おのずと町の会計から支出 をする割合というのは今と比べて必然的に増加をするということで理解をしていますけれど も、そのまま維持した場合はそういった理解で間違いないでしょうか。 ○総務課長(津岡徳康君) お答えいたします。 定数500人をそのまま維持していくと、当然人口が減るという中での交付税の金額に関連 して言えば、そういった形で議員お見込みのとおり、消防に関する経費は全体予算の中での 割合としては増していくという理解で間違いないと思います。 以上でございます。 ○5番(山口一生君) 先ほど課長とか町長も答えていただきましたとおり、消防団というのがただ単にいるわけ じゃなくて、町に何かあったとき、火災とか風水害とか、そういった災害とかがあったとき に町民の皆さんの安全をなるだけ守るようにサポートできるということで、団員一人一人が 動いているのが現状でございます。でも、そういった中で本当にその消防団員の確保という のは年々厳しさを増していて、それは消防団の在り方にすごく大きな影響を及ぼしているの も現状です。 こちらのところ、3つ目の質問で消防団の年齢構成というのを挙げさせていただいており ます。こちらによりますと、10代が1名、20代が90名、30代が171名、40代が194名、50代が 41名、60代以上3名となっています。こちらの数字を見ても、10代、20代というのは91名と いうことで全体の約5分の1、40代、50代の方だけで250名近く、約半数が40代を超えてい るという状態に今現状、消防団はなっています。もちろん40代、50代の消防団の団員の方と いうのは経験もあり、地元の水利を理解しており、地域住民の方と顔つなぎができており、 そういったところでは非常に大きなメリットがある部分もあるかとは思うんですけれども。 しかし、人間年と共に体力というのは落ちていくものでもありますので、正直40代、50代 になってくると、とても20歳の頃のようには動けないというようなのが現状だとは思います。 ちなみに、こちら消防団の定年というか、消防団をどれぐらい、何歳ぐらいになったら退団
- 37 - するかなというようなところの規定というのは今あるんでしょうか。 ○総務課長(津岡徳康君) お答えいたします。 今、条例と規則を見ておりますけれども、18歳以上の者であるという規定はあるんですけ れど、何歳までという規定が条例中には記載をされておりません。支援団員につきましては、 65歳以下という取決めが規則のほうで書いてありますけれど、一般団員についての年齢につ きましては定年の記載がございませんので、別途の規定によって運用されているというふう に思っておりますけれども、確認をさせていただいて後でまた答弁させていただきたいと思 います。 ○5番(山口一生君) その条例の中には特に記載がないということでありますけれども、私が理解してるその通 例というか、慣例というのは以前は39歳で定年でありましたと。なので、大体部長を経験さ れた方がその次には40歳ぐらいで退団をされるということでなっていましたと。それが、例 えば45歳が定年になり、今現在は45歳の定年という仕切りをもってしても、なかなか団員確 保の困難さとか、そういう社会的な状況というのも相まって40代の後半の方とか50代の方と いうのが消防団に在籍をしていただいているということになっております。 消防団の在籍年数が長くなればなるほど、もちろんそういった経験とか知識とか、いろん なことを学ぶ機会があって、若手の団員は助かる部分もあるかとは思うんですけれども、片 や退職金というか、そういった制度があるかと思います。消防団が退職、退団をするときに これまでありがとうございましたということの意味合いを込めて国とか町から退団に関して のそういった報酬が出るかと思うんですけれども、それはどういった仕組みで今現在運用を されているんでしょうか。 ○総務課長(津岡徳康君) お答えいたします。 消防団の退職金につきましては、退職報償金と退職功労金という2つの組立てで支給をし ております。退職報償金につきましては、5年以上の団員が5年ごとの刻みにおいて金額が 設定されており、上限は30年まで、30年以上につきましては頭打ちの退職金額というふうな ことになっております。退職功労金につきましては、町の独自の退職の功労金という形です けれども、これにつきましては年額4,500円を追加をいたしまして、例えば10年勤めていた だいたら4万5,000円をプラスするというような形の功労金を作って設定をいたしていると ころでございます。 以上でございます。 ○5番(山口一生君) 退職金制度については、国のほうからは30年を限度としてそういう制度があるということ
- 38 - で理解をしました。また、町のほうでは30年を超えても在籍した分だけ年額4,500円という ことで支給というか、いただいているということも理解をしました。 30年というと、例えば20歳で入団した方が50歳になるというような年齢かと思うんですけ ども、そういった方も実際いらっしゃるかと思うんですけども、例えば30年を超えて在籍を された方というのは町からもらえる年額4,500円のほうの退団を、名前が分からないですけ ども、そちらのほうしか今後は積み立てていかれないということで理解しておいてもいいで しょうか。 ○総務課長(津岡徳康君) お答えいたします。 退職報償金につきましては、30年で頭打ちということで金額がそこで上限になりますけれ ども、退職功労金というのは年数に応じて加算をされていきますので、30年、35年と勤続さ れておられる場合は例えば35年やったら35年掛けるの4,500円というような形の金額になっ ており、上限の設定はございません。 以上でございます。 ○5番(山口一生君) 退団報奨金と退団功労金ということで、私も今覚えましたけども、例えば一般団員の方は 30年で退団をされるということが可能かもしれないんですけれども、人によっては分団長と か副団長とか団長とかになられた場合に30年を超えてしまうというケースがあるかと思いま す。そういった幹部の方というふうに言われてますけれども、そういった方々は一般の団員 に比べてさらに多くの会議に出席をされたりとか、非常に時間を使われている部分もあった りするんですけれども、そういった方への退団報奨金というのが、例えば国の制度の見直し が今ありますよとか、ほかの例えば報奨金によって町としてはケアをしてますとか、そうい ったことについての状況を教えていただけないでしょうか。 ○総務課長(津岡徳康君) お答えいたします。 退職金の支給額につきましては、当然幹部さんたちはその分加算をされます。なので、例 えば勤務年数に応じてになりますけれども、団に在籍しているときの最高の階級がどこだっ たかで見るんですけれども、例えば団長で退職をされた場合、30年以上だと97万9,000円と いう金額になります。これが、例えばずっと一般の団員が30年以上だった場合は68万 9,000円というようなことで、幹部さんというのは一般団員の方よりもいろんな御苦労がご ざいますので、それに報いるための制度設計がなされているというようなところでございま す。 以上でございます。 ○5番(山口一生君)
- 39 - この制度自体が古くなってきている部分も根本的にはあるのかなというところもあって、 例えば階級というか、そういったものに応じて一応今のところは退団の報奨金とか、そうい ったものが増えるようには設計をされているということで理解をしました。 その年代の偏りというのが今非常に大きくなってきているんですけども、こういったとこ ろを是正するきっかけというのは新しく団員を入れていくというのが必須になってくるかと 思います。定数を維持した場合、新しい団員を獲得し続けなければいけないんですけれども、 現在の新しい団員を確保する上で今どういう状況なんでしょうか。獲得できているんでしょ うか。 ○総務課長(津岡徳康君) お答えいたします。 消防団の新規の加入につきましては、厳しい状況にあると言わざるを得ません。それは、 先ほどからおっしゃっておられるとおり、少子化、人口減少、これが最も大きなものになり ます。それと、就業形態の多様化によって町内にお住まいでも遠方のほうにお勤めに行かれ る方もだんだん増えてきているというような状況の中で、家業を継ぐ方も少なくなってきて おりますので、昔消防団の主力であった地元で働いて地元で生活をしておられた方というの がだんだん減ってきているというようなことも苦戦している状況の一つになっているという ふうなことで思っております。 以上でございます。 ○5番(山口一生君) 人口が減っていくと同じような形態だと維持が難しくなっているということで、消防団の みならず、例えばそういう職場であったりとか、いろんな業界、業種で人口が少なくなって いる、働き手がいなくなっている、担い手がいなくなっているというのは問題になっている ところなのは皆さん御承知のとおりかと思います。先ほど就業の形態が多様化しております ということで、以前と比べて今現在勤めに来ておられる、会社に所属をされている団員の数 というのは何名ぐらいになるんでしょうか。 ○総務課長(津岡徳康君) お答えいたします。 消防庁の調査で消防団の組織概要調査というのがあるんですけれども、これで太良町で報 告している数値につきまして申し上げますと、雇われている方、被用者が376人、自営が 23人、家族従業者が87人、その他が14人、合わせて500人ということでございます。 以上でございます。 ○5番(山口一生君) 2024年現在で会社に所属をされている方というのが370名ということで、ほぼ六、七割は 勤められているということで、もちろん自営業をしていたら自由な時間があるかというと、
- 40 - そうでもないというのはあるんですけれども、例えば会社に所属をしていたら定時の間は会 社で働かないといけませんと。もし、何かしらの行事で外に違うもので出るんであれば会社 に許可を取らないといけないということになってきます。自営業に関しても、もちろん自営業と いうのは誰が責任を取ってくれるものでもないので、働かなかったら所得が下がるというこ とで、時間が惜しい方々でもあります。また、家族でやられている方というのは、こちらは 農家とか漁師とか、そういった方が多いかとは思うんですけれども、そういった方も、例え ば親の高齢化とか、そういったところによって、今までどおり自由に動ける時間というのは どんどん減ってきている状態にあります。 前お答えいただいた年齢構成、40代、50代の方というのが半分を占めていて、そういった 方が消防団の現在の主力であるというふうに今の現状になってるんですけれども、40代、 50代ともなれば仕事においても大きな責任が生まれてくる。例えば、より大きなプロジェク トを任されたりとか、自営業であれば自分がやってきたことをもっとより売上げを上げたり とか従業員を獲得したりとか、そういったところに非常に多くの労力と体力と知力と全てエ ネルギーを使わなければいけない年代でもあります。そういった方々が現在は消防団におい て主力で活躍をされていて、そういった方というのは無理をしてでも町の防災のため、地域 のため、家族のためということで、本当に今現状耐えていただいている方々かと思います。 これがすぐには変わるというのが、かなり500人というのは町でも一番多分大きな組織にな りますので、すぐに変えるというのは難しいかなとは思うんですけども、現状としていろん な時代の流れ等もあり、厳しい状況になってきているというのは知っておいていただきたい なと思います。 人口当たりの消防団員の数というのがありまして、太良町はほかの佐賀県内とかの市町に おいてどれぐらいの人口に対する消防団員の割合というのはどういうふうに今なっているん でしょうか。お分かりであれば教えてください。 ○総務課長(津岡徳康君) お答えいたします。 人口に対する消防団員の割合というものにつきましては、すいません、今資料を持ち合わ せておりません。近隣でいいますと、実人員だけでいいますと、定数でいいますと、太良町 が500、白石が1,017、江北が315で大町が200というような形で、町の規模に対して太良町は 比較的団員の数が多いということは言えると思います。 以上でございます。 ○5番(山口一生君) 例えば、大町とか江北とか、人口規模が近しいところがあると思うんですけども、そうい ったところは定数が200だったり300ちょっとだったりするケースがあるかと思うんですけど
- 41 - も、こういった市町と太良町の違いというかその背景、これがなぜこういうふうに違ってき ているのかというのが分かれば教えてください。 ○総務課長(津岡徳康君) お答えいたします。 私の感覚的な話で申し訳ないんですけれども、恐らく多良町と大浦村が合併したという市 町村合併の影響で、団員自体がほかの町よりも基礎的に多く算定されていたという歴史的な 状況があると思います。それと、太良町は人口はあまり大きくないですけれども、一つの町 としての面積は広いほうに当たります。そういったことから、海をカバーする、そして平地 もカバーすると、山もカバーするというようなことから、かなり消防団員の面積当たりのカ バー率は広くなるというようなことがありますので、行方不明の捜索など、いろんなところ で消防団は活躍をしていただいておりますので、一定の団員を確保しないとなかなか機能的 に動かないというようなところもある事情があって、そういったところに落ち着いていると いうふうに、感覚的ではございますが、思っているところでございます。 以上でございます。 ○5番(山口一生君) 太良町はかなり広くて、海もあって山もあって、人口の規模の割には頭数が必要になって くるということは理解をしています。ちなみに、鳥栖市とかは人口が7万4,000人ぐらいい らっしゃるんですけれども、消防団員の定数というのが332人です。人口比にすると0.45% ということになります。ちなみに、太良町は、私が持っている数字がいつの時点かというの はあるんですけども、8,256人の人口に対して消防団員の定数が500人だった場合、6.06%が 消防団員ということになります。どういうふうに今まで推移をしてきているかというと、西 暦2000年、平成12年の段階で人口が1万1,680人に対して男性の人口が5,721人、消防団員の 定数が500人ということで、人口に対する比率としては4.28%が消防団員の比率というふう になっています。男性の何%が消防団員かというと8.74%ですね。これが10年たった平成 22年、2010年、これになると4.89%に上がっています。現在、令和5年になると6%を超え ているという状態になっています。6%を超えていて、男性の何%が消防団員ですかという ふうになると12.88%ということで、どんどんどんどん消防団員の割合というのが増えてい っているような状況になっています。 もう少しどういう状況かというのを踏み込んで整理をさせていただくと、生産年齢人口と いうのがあります。生産年齢人口というのは、年齢が15歳から65歳まで、社会においていろ んなサービスとか、そういったものを提供する主力となる世代のことを生産年齢人口という ふうに定義をされています。太良町における生産年齢人口が、2000年においては6,501名で、 2010年は5,444名で、2024年現在3,653名というふうになっています。2000年から2024年の間 に生産年齢人口というのは2,848人が減少をしています。2,800人が減ってるんですね、もう
- 42 - 主力の世代から減っている。 消防団員の比率というのがありまして、これを計算すると、2000年においては消防団員比 率が7.7%、現在は13.4%、男性のもっと踏み込んでいうと、ここには女性も含まれていま すから、単純に2倍をすると、現在男性の27%が消防団に所属をしているという計算になり ます。27%が消防団員です。以前、2000年の時点では15%でした。なので、生産年齢人口に 占める消防団員の割合というのがどんどんどんどん現在膨らんでいっていますと。もう少し 言うと、生産年齢人口の割合が増えていってそこの負荷がどんどんどんどんスライドしてい くと何が起きるかというと、人間も生身の体ですので限りがあります。時間にも限りがあり ます。そういう中で仕事とか地域コミュニティーとか家庭とか消防団というのをやりくりを していかないといけないんですけれども、このまま消防団の占める割合というのがスライド していった場合、明らかに過剰な負担となって、このままいくと地域を支えている屋台骨で ある生産年齢の人たちというのが、そこから町が壊れる可能性があるというような状況にな っています。 本当に危機的な状況です。なので、私はいろいろ消防団のことを調べて、何がみんなを不 安にさせてるのかなということで、いろんな状況はあるんですけれども、もしかしたら町が 壊れる一番最初のドミノになりかねないというのが私の見解です。なので、本当に早急に手 を打つべきところであって、それがこの定数を見直すことなのか、その負担を減らすために できることなのかというのは、本当に消防団に関わる人、またその地域に住んでる人、そう いった方々と本当に大きな議論をしていかないといけない状態にあるかと思います。 定数を減らすというふうに一口で簡単に言っても、今まで500人でやってきた中で運営を、 構造を作っている部分もあります。定数を減らした場合、じゃその機材はどうするのかとか、 どう統合しなきゃいけないんじゃないだろうか、そういったところが本当に消防団だけでは 解決できない。例えば、その区の人たちとか、区長さん同士の話合いをしなきゃいけない。 地域のもっと広域で、複数人のそういったステークホルダーたちをまとめないといけないと いうので、状況になってきてしまうんですけども、例えば区同士の話合いとか、統合につい ての推進というのは、例えば消防団だけでやるのか、例えば団長がそれをやらなきゃいけな いのかというところについてはいかがなんでしょうか。誰がそれをやるべきなんでしょうか。 ○町長(永淵孝幸君) 議員言われますように、我々もこの500人というのはいささか少しは無理をしてるんじゃ ないかなという思いがありまして、実は幹部の方ともお話をしました。そして、そんな中で そういった考える時期に来てるんじゃないかなというようなことは消防団幹部の方も思って おられるようでございます。しかしまた、今のところ500人でやっているというようなこと で、先ほど言われるように太良町は人口は減っていって高齢化が増えているわけですね。で すから、面積は広いと。そういったところで、誰が先ほど言われますように、地域で本当に
- 43 - その区の問題は区でとか、協力できるとこは多分していただいております。今もやっていた だいていると思っております。 ですから、こういったところを絡めて、今後は消防団に全て頼るんじゃなくて、この部分 は自分たちでやろかとか、この分については消防団にお願いしようか、じゃあこの分につい ては太良の消防団の広域消防にお願いしようかとかというふうなことで、おのおのそういっ た仕分をしながら取り組んでいく必要があるんじゃないかなとは思っております。こういっ たところも幹部会とか何かで話をしてもらわんと、私のところで一存で、はい、分かりまし た、やりますよと、これは言えませんので、そういったことは今後こういう質問が出ました よというふうなことは幹部会でお話をして、そして定数についてももろもろの、あと災害が あって火災のときとか風水害の災害とか、いろいろな消防団活動を今やっていただいており ます。本当に感謝してるわけです。普通、火災が起きても私も現場について行きますけれど も、もう本当に農家の方は農業をやってこられる方はそのまま長靴で作業着のまま来られる とか、ほかに働いておられる方はそのまま職場での制服で走ってこられるとかというふうな ことでやっていただいておりますので、そういったことは感謝しておりますので、そこら辺 を含めて今後考えて話をしていただきたいと、このように思います。 以上です。 ○5番(山口一生君) 町長、ありがとうございます。 もう本当に消防団だけでは答えが出しにくい状態にきていますと。団長とか副団長、分団 長とか副分団長とか、いろんな方と今回、あまり面識がなかった方もいたので、話を改めて させていただくと、本当にもうあらゆる階層においてやれることは全てやっているんじゃな いかなというふうに感じています。それは一般団員しかり、もう本当に一人一人が太良町の ためにと思って、本当に身を削っている状態であります。なので、もう耐えていると、現状 を守るために、本当に町の安心と安全を守るために耐えているというのが今の状況でもあり ますので、もし今後そういった消防団をこれからどうしていくかという議論をされていくと きに必要な予算であったりとか、必要なリソースがあれば、ぜひ積極的に町からも支援をし ていただきたいと思うんですけれども、そこについてはいかがお考えでしょうか。 ○町長(永淵孝幸君) 消防の資機材につきましては、できる限りそしてその年数をある程度決めております。例 えば、消防の自動車、積載車についておおむね20年と。しかし、まだ大分使えるねというふ うな場合はもう少し我慢をしてもらうとか、そういったことでやっておりますけれど、今先 ほど言いましたオートマ限定車の方しかいないというふうなことで、そういったところの車 1台と言っても650万円ぐらいするわけですね。ですから、はい、そうですか、はい、分か りました、じゃあ変えましょうかと。じゃキロ数どのくらい走っているのかといった場合、
- 44 - 1万5,000キロから2万キロぐらいでした。20年ぐらいでですね。ですから、そうそうは財 政的なことを考えれば変えられないと。しかし、消防団の士気を高めるためにはいろいろな 最新のポンプあたりを購入してやって、できるだけ何かあったとき、まあエンジンがかから れんときでも、もうこれは何もなりませんので、そういったことがないように日頃の訓練を 含めてそういう機材等もしっかり整備していただき、またそういった資材も購入してあげて、 そして消防団活動に取り組んでいただきたいと、それから制服とかもろもろ、それから今回 も充電器、これも各部にやるようにしました。それも夜間やら出るとき足元が暗くては自分 たちが危ないというふうなことで、そこには発電機を置いて、そして自分たちの身の回りを 明るくした上でいろいろな活動をしてもらうといったことでやっておりますので、消防につ いては私は何かあればできるか分かりませんけれども、全てじゃないですけれども、要望が あったときは総務課長を通じて話をしとってくださいということは日頃申し上げております。 以上です。 ○5番(山口一生君) 今後は、その消防団とこちらの執行部の方とか役場の職員さん、そういったところとます ます密に現状の共有であったりとか、そういったところを進めていかれるかとは思います。 本当に消防団の話をいろんな人に聞いていく中で、私も混乱をしているのが正直なところ で、今何かスーパーなアイデアがあるとか、そういうことは全くないんですけれども、本音 で話し合うことが今一番必要なんじゃないかなというのが、我々男の子ですので、歯を食い しばって何とか頑張ろうという気持ちもあるんですけれども、歯を食いしばり過ぎて奥歯が 砕けて、そういう状態になりかねないという状況だけは皆さんに知っていただきたいなとい うふうに考えています。 太良町は子育てをしやすい町ということをうたって、そういったサポートも惜しみなくさ れてるかと思うんですけども、消防団員の中には子供との時間を削ってそういった消防団活 動に参加していると。時代が変わっていって、時が流れていくものですから、例えば共働き の世帯が以前よりも増えていると。自分が消防に出て、奥さんも例えば昼間お仕事をされて、 さらに一人で子供の面倒を見なきゃいけないと。そうなると、もちろん配偶者の方の機嫌は どんどん悪くなっていくわけですから、子供もそういったものを察知していろいろな不都合 というか、負担というのが子供に結局いってる部分もあるのかなと思っています。なので、 本当にいろんなものをバランスを取らないといけない状態というのが、何が一番大事かとい うよりも、現実的にどういうやり方だったらできるのかというのを考えていかなければなら ないのかなと感じている次第でございます。 もう時間がないので終わりたいと思うんですけども、私は伊福部落というとこに住んでて、 今回くんちにということで長らくやってなかったお祭りを久々にやりました。もちろん、や るかやらないかみたいなところで、責任者の方々はいろいろ話し合いをされて、やると決め
- 45 - た後は、じゃあ誰が出るのかとか、どうやってやるのかとか、時間はどんぐらいにするのか というのをずっと話合いを重ねて、9月1日にくんちを戸口神社というところに奉納するこ とができました。実際、人は少なくなって、そういった伝統を守っていくというのが非常に 困難な局面において、その話合いを通じてお互いの状況をきちんとお互いが理解をして歩み 寄ることによって、今回そういったお祭りも開催できたのかなと思っています。今までは一 日中やってたけれども、半日で終わりとかですね。町長も来ていただいて見ていただきまし たけれども、終わった後やってよかったねという声が本当に多かったです。みんな笑顔にな って、本当はもう最初やる前はほんなごてせんまんとやろかみたいな空気もあったんですけ れども、やってみればみんな同じところを心の中に持っていて、何か瑣末な違いはあるかも しれないですけれども、そういった共通の目的とか共通の理解というのが今は本当に大事な んじゃないかなと思っています。 なので、ある本当に長く経営をされているところは、伝統とは革新の連続であるというこ とをおっしゃられています。伝統というのを受け継いでいくためにも、革新、常に変化を続 けないといけないと。例えば、1000年続く伝統というのは、それまでにいろんなことがあっ たと思います。でも、その中でも残ってきたものというのは、変化をその時代時代に合わせ て繰り返してきたものだけが伝統を作っていくんだと私も思います。 先ほど町長も言われたとおり、太良町消防団としての伝統がありますというふうにおっし ゃいました。それは、今まで先人の方がその時代に合わせてやり方を変えたり、いろんな議 論をしながら、その時々の落としどころを見つけてきた結果だと私は思います。なので、今 本当にいろんな状況が厳しくなっていますけれども、何とか違いを探すんではなくて、我々 は何を共通のものとして持っているのかというのをより一層大切にしていくべきなんじゃな いかなと思います。 以上で私の一般質問を終わりたいと思います。 ○町長(永淵孝幸君) せっかくの山口議員の質問ですから。本当にこの伝統を守っていく、そしてまたいろいろ な行事に参加するというのは、家族を犠牲にされて参加していただいている者も数多くある と思います。これは家族の協力のたまものですよ。ですから、私は先ほども言いましたよう に、この太良町で有事があったときは消防団は自ら本当にそのまま着のみ着のままで、自分 のことはもう、家のことはさておいて来てもらってるわけですね。そこは町民の皆さんも分 かっていただいておると思います。また、これからも何かと消防団の皆さんには御迷惑、御 支援を賜るかと思いますので、この場を借りましてですけれども、よろしくお願いいたしま す。そして、いろいろな意味で問題があったときは、各部の中で話をされて、そしてそれは 部長から幹部あたりに上げて、そして必要な場合は町にも出すというなことでやっていただ ければ幸いかなと思っておりますので、よろしくお願いいたします。
- 46 - 以上です。 ○5番(山口一生君) ありがとうございます。 本当に消防団員500名、全員耐えております。なので、今後いろんな前向きなお話を続け ていけるといいなと思っております。 では、私の一般質問を終わります。